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税務調査当日はどんな感じ?
「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援する会計事務所
所長の山田俊輔です。
「日本中の中小企業を元気にし、100年企業を創る」という使命と持ち、
「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援して
日本を活性化させたいという企業理念で、
大阪の本町で、
Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所
と
株式会社日本会計サービス
を経営しております。
「未来」や「成長」や「経営」をテーマとしてブログを書いています。
今日は、
「税務調査当日はどんな感じ?」
について説明してみたいと思います。
税務調査
税務調査に関しては経営者であればどういったものか興味があると思いますが、
数年に1度しか税務調査を受ける機会がないため、
どのようなものなのか知らない方が多いです。
今回は、
税務調査の当日はどのように調査が進んでいくのかをお話します。
税務調査当日にあわてないように、知っておいて欲しい内容です。
1日目
通常、税務調査の現地対応は1~3日程度です。
会社の規模などにもよりますが、
税務調査官が2名で来ることが一般的です。
ただし、1名の時もあれば、複数名多数で来ることもあります。
現地対応の予定日数と調査人数は事前に決まっていることが多いです。
午前10時に来ることが多いです。
この時税務調査官の身分証明提示がありますので、
所属部署と氏名を確認するようにしてください。
名刺交換をすることも一般的です。
名刺交換後は席につき、
社長などの納税者へのインタビューから始まります。
会社の事業内容や業界の状況、
社長の趣味や家族のことまで雑談で質問してきます。
ただし雑談とはいえ、
事業に関係のないことは回答する必要はありません。
税務調査官はこの雑談の中で調査するポイントを探していたりしますので、
税務調査に必要な内容のみ回答すれば十分です。
その後、会計帳簿や証憑書類の資料を見ながら調査が実施されます。
昼食は会社が準備したり同席する必要はなく、
外出して各自ですまします。
1日目は17時前後に終了することが一般的です。
2日目以降
2日目以降は、
1日目にあたりをつけた箇所を入念に調査したり、
各項目の詳細を調査していきます。
2日で終わるのか、3日目以降も続くのかは、調査内容によります。
調査現場でもっと細かく納税者に質問しながら調査していきたいと税務調査官が考えれば現地調査は続きますし、
資料を持ち帰って税務署内で検討をするのであれば現地調査は終了となります。
ただし、会社側の都合もあるので、
現地調査対応の日数については交渉することが可能です。
税務調査終了までの流れ
現地調査が終了したら、税務署内での検討に入ります。
この間、税理士とやり取りがあったり、
追加の資料やデータを提示したりしながら調査の指摘事項があがってきます。
指摘事項に対して納税者側が納得すれば修正申告を行い、
納得できない事項があれば税理士を通じて税務署と折衝していき、
双方折り合いがついたところで調査終了となります。
全く指摘事項がない場合は、
是認通知が送付されてきて、調査終了となります。
まとめ
今回は、
税務調査の一般的な様子についてお話をしました。
税務調査は数年に一度のペースでしか行われないことが一般的なので、
経営者にとっては縁遠い印象もあると思います。
ただ、経営をしていると必ず税務調査は行われますので、
税務調査について知っておくことは非常に重要です。
会社をつぶさないためのキャッシュフロー経営、
税務や経営サポートのご相談は、
Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所
までお気軽にどうぞ。
今日はここまでです。
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