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もっと未来の話をしませんか?
2019.08.08

どうなるの? <地域金融機関のこれからの在り方>

「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援する会計事務所

所長の山田俊輔です。

 

「日本中の中小企業を元気にし、100年企業を創る」という使命と持ち、

「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援して

日本を活性化させたいという企業理念で、

 

大阪の本町で、

Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所

株式会社日本会計サービス

を経営しております。

 

「未来」や「成長」や「経営」をテーマとしてブログを書いています。

 

今日は、

「地域金融機関のこれからの在り方」

について考えてみたいと思います。。

 

平成までの融資モデルとは?

ここ最近、

「捨てられる銀行」

「地銀波乱」など

金融機関のビジネスモデルが大きく変容をとげる過渡期を示す書籍が次々とベストセラーランキング入りしています。

 

とりわけ、地方銀行や信用金庫の融資業務のあり方には大きな変革が求められています

 

これまで、金融機関は融資判断において、

決算書や月次試算表に基づく財務データをコンピュータで定量的に分析し、

 

その結果をスコアリングモデルと呼ばれる企業の財務を

試験結果のように偏差値でランク付けを行い、

システマティックな判断が出来るような仕組みを構築してきました。

 

こうした仕組みは格付融資と呼ばれています。

 

ほとんどの金融機関が9 段階のランク(格付け) を設けて、

上位はリスクが少なく、

下位はリスク大きいとし、

融資の金額、金利を形式的に決めることが出来るようになっています。

 

この仕組み、企業側には知らされていないのですが、

最近ではこの格付けシステムが金融機関以外にも開放されるようになっており、

興味がある方は弊社にご相談ください。

 

さて、こうした融資判断が決算書をコンピュータに解析させるだけで行われると、

結局融資そのものは人の要らない業務と言えます。

 

そこで、金融庁がずっと繰り返し言い続けて来たのが、

財務データなどの定量的な情報ばかりに依存せずに、

企業の事業の中身に着目して、

財務面に課題があるとしても、

事業の中身を評価すればリスクがとれるという融資を積極化すべきという

「事業性評価を伴う融資」です。

 

財務データの分析を「定量分析」と言い、

数値には現しにくい事業性などの分析を「定性分析」と言いますが、

そもそも中小企業の事業性、すなわち業績は安定性があるとは言えず、

定性分析と融資リスクの定量化(いくら貸していいか算式に当てはめること) を進めることは難しく、

「事業性評価を伴う融資」

を伸ばしたとえいえる金融機関が多くはありませんでした。

 

振り返ってみると、平成時代の地域金融の融資モデルは、

スコアリングモデルに基づくシステム融資の時代でした。

 

問題が多発

その結果、リスクは低減出来たのですが、

融資残高を減らさないように格付上位企業に営業を集中させ、

低金利競争に拍車がかかり、収益力が大きく低下しました。

 

また、収益力向上のために向かったのがスルガ銀行に代表される

アパートローンへの過度の傾注や、

生命保険や投資信託の販売による手数料ビジネスの増幅に注力しましたが、

その商品性や営業方法が問題となりました。

 

中小企業融資は稼げないということから有価証券運用を積極化させた信用金庫なども多く、

国内の円建て商品では収益性が低いからと外貨建ての有価証券に手を出して、

結果米ドル金利が上昇(債権価額は下落) し、

財務状況を悪化させてしまったところも多く、

金融庁からはこれ以上のリスク資産への投資をやめる様に指導された信用金庫なども多く存在しました。

 

これらは、平成の終わりに見られた、

これまでの銀行のビジネスモデルの終焉の姿であるとみて取れます。

 

令和時代は融資にリスクの取れる金融機関だけが生き残れる

地域金融機関は生き残りをかけて

リスクをとった融資を伸ばさざるを得ない環境になってきました。

 

平成の融資モデルから脱却し、そ

して令和時代の銀行の存続をかけた融資拡充モデルを構築する時代が始まります。

 

その理由を挙げてみましょう。

 

① 高めの金利の融資を伸ばすため

リスクを取ることでリスクに応じた高めの金利が設定できます。

 

またいち早くリスクを取れる金融機関となれば企業からの信頼度も向上し、

取引の集約=他行からの融資借換が一気に進むでしょう。

 

「雨が降りそうな曇り空の時に傘を差しだす銀行」

が今後生き残るビジネスモデルとなるでしょう。

 

② 人材流出を防ぐため

融資業務がスコアリングモデルに傾注すればするほど、

人間の判断能力が不要となります。

 

しかし、決算書の数値と事業の関連性をいかにつかむか、

疑問点がある場合、その理由はなぜかと自問し、

事業と関連付けて説明出来ればリスクも削減できるはずです。

 

これは人間同士のコミュニケーションが重要です。

 

実はそこにこそ銀行の仕事の魅力があると思うのです。

 

経営者の懐に飛び込みリスクを取った融資で顧客に評価感謝され、

また銀行の収益に貢献できることはやりがいのある仕事です。

 

現在、人材流出がとまらないという金融機関に重要な取り組みとなるはずです。

 

③ 存在意義のため

地域金融機関が事業にリスクを取り金融支援することが、

直接に地域経済の貢献となります。

 

その結果、地域に事業が生まれたり、廃業を抑制できたり、経営革新につながったりと、地域金融機関の利益の源泉はまさに地域の経済活動ですから、

その灯を消さないようする重責であること、

地域経済と運命共同体の関係にあることを認識したビジネスモデルを推進すべきでしょう。

 

さて、実際にこうした考え方をもとに令和時代には、

様々な金融機関がこれまでにない取り組みを初めて来るはずです。

 

いろいろな金融機関の取り組みを評価しながら、

どの金融機関と付き合っていけばいいのかを見直す時代が始まるのではないでしょうか。

 

<引用・参照:経営サポートナビ(株式会社エフアンドエム発行)>

 

融資や金融機関に関すること、

税務や経営サポートのご相談は、

Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所

までお気軽にどうぞ。

 

今日はここまでです。

 

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