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こんな会社は将来キャッシュが回らなくなる！
「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援する会計事務所
所長の山田俊輔です。
「日本中の中小企業を元気にし、100年企業を創る」という使命と持ち、
「中小企業の成長」と「そこで働く人の成長」を支援して
日本を活性化させたいという企業理念で、
大阪の本町で、
Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所
と
株式会社日本会計サービス
を経営しております。
「未来」や「成長」や「経営」をテーマとしてブログを書いています。
今日は、
「こんな会社は将来キャッシュが回らなくなる！」
について説明してみたいと思います。
危機的状況
会社が危機的状況になってしまっている経営者から
「昔はすごく儲かった、いい車に乗って、毎日夜のみに行って、それでもお金がなくならなかった」
というような話を聞くことがよくあります。
その時きちんとお金を管理していればよかった。
なんで今お金がないのかわからない、あの時のお金は一体どこにいったのか？
悔やんでも後の祭りですが、こういった話は経営者にとって他人事ではありません。
こういった会社が過去にどのような経営をしていたかを見ることで、
それを回避する方法を今回は考えてみたいと思います。
こんな会社は将来キャッシュが回らなくなる
過去の事例上、
下記のような会社は将来的にキャッシュが回らなくなることが多いです。
✓利益が出ているのにお金が残っていない理由を説明できない。
✓複数の事業を行っていて部門別収支が把握できておらず、どの事業が儲かっていてどの事業が儲かっていないか把握できていない。
✓資金を調達したり、調達した資金を管理する財務に関する計画的な戦略（財務戦略）が存在しない。
✓資金繰り計画を日時で予実管理出来ていない。
✓売値を決めるときに何となくで決めている。
✓銀行との適切な付き合い方を知らない。
✓ただ単に目の前の税金を減らすことだけを目的として、過度な節税をしている。
✓脱税をしている。
こういった会社は事業が順調で儲かっている間はキャッシュが回るのですが、
事業が停滞したときにキャッシュを回すためのノウハウやヒントがないため、
加速度的にキャッシュ不足に陥ります。
事業は順調な時もあれば停滞する時もあります。
一世を風靡した高級パーソナルトレーニングやリーズナブルなステーキ屋さんも
一生安泰でなないように、
ずっと順調な事業な存在しないこを歴史が証明しています。
事業が順調で儲かっている時こそ順調である理由を知り、
資金繰りを管理し、
財務戦略を正確に立てることが必要です。
とにかくキャッシュがあれば会社は潰れない
大前提として、とにかくお金があれば会社は生き残れます。
会社が潰れるときはお金がなくなったときです。
事業が停滞しても会社を潰さないためには、
事業が順調で儲かっている時こそ順調である理由を知り、
財務戦略、資金調達力、税金との向き合い方を適切に行っていることが重要です。
事業が順調である時にこそそれらと向き合う必要があるのですが、
向き合っていない会社が多すぎます。
以前の動画でお話しましたが、
将来キャッシュが回らないという事態を回避するためには、
「財務戦略をもつ、資金調達力をつける、税金と正しく向き合う」
という3つのポイントを押さえた経営をする必要があります。
まとめ
アフターコロナでまだ売上が戻ってきていない会社も多く見られます。
とはいえ普段の会社経営でも、
突然もしくは徐々に売上が落ちて売上があがらない苦しい状況というのは
必ず周期的に来ます。
歴史上、
どんな会社でもずっと順風満帆というのはないことを証明しています。
そういう状況下でも会社を守り、
働いてくれている人を守り、
乗り越えていくためには
儲かっているうちから儲かっている理由を知り、
普段から盤石な財務基盤を作っておく必要があります。
そこに注力できている会社が将来生き残る会社であり、
そこが出来ていない会社は将来キャッシュが回らなくなる可能性が高いです。
会社をつぶさないためのキャッシュフロー経営、
税務や経営サポートのご相談は、
Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所
までお気軽にどうぞ。
今日はここまでです。
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